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最新号 PICK UP

㈱イオンファンタジー

 

いまあえて原点に立ち返り
子どもの“えがお”を生み出す
企業価値を訴求する

 

1997年の創業以来、国内有数のアミューズメント企業として成長してきた㈱イオンファンタジー。当初は国内の店舗展開で足場を固め、やがて海外にも進出。先ごろ世界で1,000店舗の出店を達成した。
2021年に新社長に就任した藤原徳也氏はコロナ禍の逆風のなかで新たなパーパスを打ち出すなどして社内改革にも着手。さらに各種新業態に参入するなど、積極策を打ち出している。


代表取締役社長

藤原 徳也 氏

国内とアセアン地域の事業で
コロナ禍の影響を脱する回復をみせる
 
── 先ごろ発表された、貴社の2023年2月期2四半期の連結決算では、事業全体の好調さが伺えます。
 
藤原 おかげさまで売上高は前年同期比24.4%増、営業利益も黒字回復しており、経常利益は13億3,100万円の黒字となっています。弊社は現在、日本国内と中国、アセアン地域で事業を展開しています。このうち国内に関しては、2022年9月以降は、すでにコロナ禍以前を超える状態にまで回復してきています。
 
 国内業績回復の大きな要因に、プライズ部門の売上増加とカプセルトイ専門店「TOYS SPOT PALO」の出店加速があげられます。
 
 プライズ部門においては、オリジナル景品や映画「ONE PIECE」など人気コンテンツとコラボ景品の展開で、既存店売上高が前年同期比で118.0%となっています。
 
 「TOYS SPOT PALO」は子どもから大人まで幅広い年齢層をターゲットとしており、弊社限定景品の導入や、完全キャッシュレスのオリジナルマシンの設置など、トレンドに合わせた展開で非常に好評をいただき、コロナ前の2019年との比較でも売上高541.3%と大きく伸長。22年6月には国内出店100店舗を達成し、この第2四半期では30店舗を新規出店しました。
 
 これらの業態はコロナ禍にあって強さを発揮した点が共通しています。お客さまからすると、短い時間で楽しむことができ、コロナ禍において安心できるレジャーとして受容されました。一方、導入事業者からすると、「TOYS SPOT PALO」や「PRIZE SPOT PALO」は省スペースでの出店が可能であり、設置が迅速に行なえ、オペレーションもシンプルで導入しやすいというメリットがあります。コロナ禍では全国のショッピングセンターでアパレルなどのテナント撤退が相次ぎましたが、空いた店舗スペースを簡単に埋められるという機動性もあって、出店加速を後押ししました。
 
 一方、もともと弊社の主力事業であった時間制遊具部門は、コロナ禍では非常に苦戦を強いられましたが、コロナに関するさまざまな規制が緩和されつつある今期に入ってから徐々に回復傾向にあり、メダル部門の回復とあわせて、全体の業績を押し上げている状況です。
 
── 海外事業の状況はいかがですか。
 
藤原 アセアン事業に関しては、2023年2月期2四半期の営業利益が6億8,500万円で過去最高益を達成するなど、完全にコロナ禍の影響を脱しています。好調の要因としては、コロナ禍の影響で多くの競合他社が撤退したことに加え、政府からの行動規制や屋内レジャー施設の営業規制により遊びを制限されていた子どもたちが制限解除とともにいっきに来店したことなどがあげられます。
 
 一方、中国事業に関しては、いまだにコロナ禍の影響が色濃く残っており、現時点で中国国内に展開する190店舗中、50店舗が営業自粛をしている状態です。これは政府の「ゼロコロナ政策」が関わっているため、一事業者の裁量でどうにかできるものではなく、業績回復の見込みは立っていません。
 
 とはいえ、弊社の事業全体をみると、2020年から続くコロナ禍の影響を脱しつつあるのが現状です。
 
すべての従業員の意見を集約し
社是に代わるパーパスを制定
 
── 今年(2022年)4月には、従来の社是に代わるパーパスを新たに制定しました。その意図とは。
藤原 従来の社是「遊びを通じて夢と楽しさとふれあいを提案し、地域社会に奉仕しよう」は、1997年の創業以来大切に受け継がれてきたものであり、すべての従業員に浸透しています。ただ、社会や子どもを取り巻く・・・
 

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https://www.sogo-unicom.co.jp/biz/eb/52202212.html

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スキッズガーデンも空中で遊べるネット遊具を導入するなど進化

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