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2022年2月28日
「アグリサイエンスバレー常総」の中核施設「道の駅常総」が
4月28日に開業
  
 
 
茨城県常総市が食と農と健康の産業団地として圏央道IC周辺を整備している「アグリサイエンスバレー常総」の中核施設となる「道の駅常総」が4月28日にオープンする。 アグリサイエンスバレー事業は官民連携事業(PPP事業)として常総市が戸田建設㈱とともに2014年より進めており、常総IC周辺45haの土地に農地エリアと都市エリアを集積。生産、加工、流通・販売が一体となった地域農業の核となる6次産業化を軸とするまちづくりを目指すもの。
 同事業では戸田建設㈱が計画段階から事業に参入し、農地転用、造成、まちづくり、施設計画までを手がけている。 農地エリアでは、昨年12月に空中いちご園の「グランベリー大地」が先行開業し、人気を博している。そのほか、㈱ファームシップ、SBプレイヤーズ㈱のグループ企業である㈱たねまき常総がICTを活用した大規模施設園芸を展開する。
 都市エリアには農産物の加工・流通を行なう産業・物流系企業を誘致。今春には戸田建設㈱が整備を進めている民間集客施設内に「TUTAYA BOOKSTORE」が開業する。来年の春には温浴施設も開業する予定だ。 
 「道の駅常総」は㈱TTCが指定管理者となり、物販・飲食施設、コミュニティ施設やイベント広場を整備。また「ETC2.0」搭載車は常総ICから道の駅への一時退出が可能となる。
 現在、進出企業による協議会を発足、エリア全体として集客PRする方法を協議している。道の駅単独ではなくエリア内の観光農園、商業施設との相互誘客を行ない、年間100万人の集客を目指していく。