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2023年9月23日
“怖い”をテーマにした企画展がスタート
夜間特別営業で生き物の新たな一面を鑑賞できる

赤い照明演出が施されたクラゲが展示される水槽

  
 
 「東京・池袋の水族館「サンシャイン水族館」は、 98日~ 1126日の期間で、イベント「 TERROR Night Aquarium(テラーナイトアクアリウム)」を開催している。
 
 同イベントは、 1815分~ 21時の夜間特別営業で実施。生き物の“怖い”一面に焦点を当てた内容となっている。見た目や捕食方法が“怖い”生き物をはじめ、かわいらしい姿の裏に隠された“怖い”一面などを解説パネルや映像などを通じて紹介する。
 
 目玉の生き物は、アマゾン川に生息する肉食魚「ピラニア」や肉食の淡水魚「カンディル」。この 2種は、期間をわけて限定展示する。
 
 そのほか、ガイアナカイマントカゲがタニシをかみ砕く音を流すコーナーも設置。コーナーにはタニシも用意しており、実際に触れながら聞くことでより咬合力を感じられる展示にしている。
 
 同館館長の丸山克志氏は「イベント名にある TERROR(恐怖) は、知らないが故に怖いと感じる感情のことを指します。ただその“怖さ”は、生き物が生き残っていくための工夫でもあります。“怖さ”を通じて生き物に関心をもっていただきたい」と話している。客層のターゲットは 2030歳代を想定している。
 
 料金(税込)は、大人(高校生以上) 2,6002,800円、子ども(小・中学生) 1,3001,400円、幼児( 4歳以上) 800900円で時期により変動する。
 

 

入口には目玉の生き物の「ピラニア」「カンディル」が期間ごとに限定展示される

 

解説パネルやポップなどで生き物の“怖い”形態や特徴、行動、捕食方法などを紹介する

 
 
 

ガイアナカイマントカゲの咀嚼音を体験できるコーナーも設置