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水上遊具の安全ガイドライン
2024年6月17日
経済産業省
「水上設置遊具の安全に関するガイドライン」
補足資料をホームページに掲載
 
 今年も間もなく夏本番を迎えるが、プールや海水浴場の運営事業者が気を付けなければならないのが溺水死亡事故である。
 
 令和元年に「としまえん」のプールで8歳の女児が溺死するという事故が発生したことは記憶に新しいが、これを受けて経済産業省では有識者を交えた検討会を開催。そして令和2年12月、「水上設置遊具の安全に関するガイドライン」を策定した。その後、令和5年度にフォローアップ検討会を実施し、補足資料および周知資料として今年4月に公表している。
 
 補足資料および周知資料については、ガイドライン記載内容のなかで事業者として対応に判断が難しい点についての「Q&A」、運営事業者が実際に取り組んでいる安全対策等の「事例紹介」がわかりやすく記載されている。
 
 溺水死亡事故が一度起きてしまうと、当該施設のみならず業界全体へ悪影響を及ぼすことになる。運営事業者にはいま一度、経済産業省のホームページで確認していただき、安全対策には万全を期してもらいたい。
 
▼経済産業省商務情報政策局
https://www.meti.go.jp/policy/economy/distribution/guideline_suijou.html