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2025年4月17日
大阪・関西万博いよいよ開幕

世界最大の木造建築となる高さ20m、1周約2kmの大屋根リングが会場中央部を囲う


 
 4月13日、大阪ベイエリアの人工島・夢洲において、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開幕しました。「エンターテインメントビジネス」編集部では、直前の4月9日に実施されたメディア向け内覧会に参加しました。
 
 シンボルとなる高さ20mの巨大な大屋根リングを抜けると、約155haの広大な敷地に、180以上のパビリオンがエリアごとに広がっていきます。国内パビリオンは、日本館、大阪ヘルスケアパビリオン、関西パビリオンやウーマンズパビリオンを中心に、大手企業による13の民間パビリオンで構成。また、8人のプロデューサーがそれぞれのテーマでプロデュースした8つのシグネチャーパビリオンや、世界各地から160の国と地域が参加する海外パビリオンが展開されました。
 
 エンターテインメント分野では、バンダイナムコホールディングスが展開する「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」が注目。パビリオン前で、中腰で空に手を差し伸べる高さ17mの実物大ガンダム像が目を引き、館内では「夢洲ターミナル」から軌道エレベーターで宇宙ステーション「スタージャブロー」に移動するストーリーのなかで、大興奮の展開が目前で繰り広げられる迫力のウォークスルー型アトラクションが楽しめました。
 
 向かいに位置する「よしもと warai myraii館」は、巨大なオレンジ色の笑顔の球体「タマー」がひときわ目を引きます。隣接するステージの「アシタ広場」では芸人たちが連日登場するとのこと。
 
 次世代モビリティ「空飛ぶクルマ」は、国内外の企業がそれぞれ開発した計4機が、期間内に交代で会場内や周辺を運航する予定。内覧会では、会場内北西部に位置する会場内ポートで、SKY DRIVE社のエキシビジョン飛行が実施されました。
 
 国内外の企業がそれぞれ開発した計4機が、期間内に交代で会場内や周辺を運航する予定
 
 夜間には、海に面した「ウォータープラザ」にて、水と空気のスペクタクルショー「アオと夜の虹のパレード」が開催。幅約200メートルのステージで、約300基の噴水、照明、映像、レーザーを駆使し、さまざまなキャラクターがストーリーを織りなす圧巻のエンターテインメントショーが繰り広げられ拍手に包まれました。
 
 さらに、会期中、会場全域で開催される光と音とテクノロジーの織りなすスペクタクルショー「One World, One Planet.」の演出として、つながりの海上空にてレッドクリフ社がプロデュースする1,000機のドローンショーも毎日実施される予定です。
 
 大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、4月13日から10月13日までの184日間開催されます。
 

 

リングの屋根の下は、会場の主動線となるとともに日差しや雨などを遮る空間となる

 

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION  ©️創通・サンライズ

 

よしもと waraii myraii館/「空飛ぶクルマ」デモンストレーション飛行

 

日本館/大阪ヘルスケアパビリオン

 

PASONA NATUREVERSE/飯田グループ×大阪公立大学共同出展館

 

オーストラリアパビリオン/中国パビリオン