2021年9月30日
関東鉄道が国内初の試みとして
2駅にボックス型カラオケ設置
――関東鉄道㈱(常総線・下妻駅、下館駅)
茨城県で常総線と竜ケ崎線の2つの鉄道路線と、複数のバス路線を展開する関東鉄道㈱は、今年4月 28日、常総線の下妻駅の待合所と、下館駅の南口コンコースに、「 COCOKARA」を設置した。
COCOKARAは “カラオケをいつでもどこでも簡単に ”をコンセプトに、㈱第一興商が開発した小人数でカラオケが楽しめるボックス型カラオケシステム。遊休スペースの活用としてさまざまな施設で導入されているが、駅に設置されるのは国内初となる。
導入について鉄道部業務課長・小林道政氏は、「当社は、これまで通勤、通学を主体とした地域交通を支える鉄道会社として展開してきたわけですが、同時に、“車社会”という地域性のなかで、一人でも多くのお客さまに駅を利用していただくために、『関鉄ビール列車』などユニークな取組みを行なっており、今回もそうした一環として企画したものです」と語る。
とはいえ、「駅にカラオケ」というのは非常にユニークな発想であるが、「常磐第一興商さんからご提案をいただき、遊休スペースの活用としてゲームセンターやシネコンなどでも導入されているとお聞きし、駅に最適だと感じました」と小林氏。
駅は、日常的に幅広い年齢層が利用し、さらにローカル線になると、電車の本数も少ないため、その待ち時間の利用も期待できる。
「下妻駅は近隣に学校があるため学生客の利用が見込まれ、一方の下館駅は他線からの乗り入れがあり乗降客が多いことから、この2駅を選びました。また、地域の方にも気軽に利用していただくために、あえて駅の改札外に設置しました」(小林氏)。
利用料金は1曲 100円で、2名まで利用が可能。利用時間は 9時~ 21時。感染防止対策を徹底したうえで完全セルフシステムとしているため、駅スタッフのオペレーション負担は少ない。コロナ禍での設置のため、高稼動はむずかしいものの、学生客など幅広い利用が徐々にみられている。
「常磐第一興商さんには、サーキュレーターや冷風機の設置、交通系電子マネーによる課金システムの導入など、設置後もさまざまなサポートをいただきました。 COCOKARA設置時にお客さまにツイッターでアピールしたところ、大きな反響がありました。コロナ収束後の稼動を期待するとともに、地域に密着した新たなサービスとして、今後も積極的な展開を図っていきたいと考えております」(小林氏)。
▶︎多彩なエンターテインメントの提供により新たなレジャーシーンの創出を実現
──㈱エクシング
▶︎高音質のコンデンサーマイクでカラオケ空間を差別化
「音質向上」「耐久性向上」「互換性」を重視してリニューアル
──㈱オーディオテクニカ
▶︎「ジャンカラ」ブランドの最新エンタメカラオケが
鹿児島・天文館通りに52室でオープン
──ジャンカラ 天文館通 わっぜ駅前店
▶︎カラオケ空間の差別化・集客アップに直結 リニューアルによりさらなる高音質を実現
──AT-CLM9010PRO/ATW-T63aPRO
▶︎「セルフカラオケ」システムの構築でさらなるマーケットの活性化を目指す
▶︎多彩なレジャーの選択肢のひとつとしてボックス型カラオケを2台導入
――ショッピングセンター パルナ
▶︎大型レジャー・商業施設に憩いの場としてボックス型カラオケ導入
――大洗 SEASIDE STATION
▶︎繁華街からやや外れた立地の新築ホテル カラオケ付帯パーティルームに予約殺到
――Hotel Sanrriott北浜(大阪市中央区)
▶︎関東鉄道が国内初の試みとして2駅にボックス型カラオケ設置
――関東鉄道㈱(常総線・下妻駅、下館駅)