高音質化するカラオケを支える
デジタルパワーアンプ
カラオケ施設の本質は気持ちよく歌える場であり、高品質な音響がカラオケ施設の魅力を左右する最大の要素となるといえる。カラオケ機器メーカーが開発する新機種における音質向上が大きく進んでいるが、それを活かした最高の音響を実現するには、マイク、スピーカー、アンプなど周辺機器の充実が求められることになる。
オーディオ機器メーカーとして、マイクやアンプなど多彩なラインナップを提供してきた㈱オーディオテクニカでは、高音質で耐久性にも優れた業務用デジタルパワーアンプ「AT- DA100」を展開している。
同製品は、高級オーディオ機器の回路設計を応用しクリアで立体的な音響を実現している。ライブ会場にいるかのような臨場感を得るためには、楽器やボーカルのそれぞれの音が正確に配置される必要があり、そのためにはステレオ音声の左右のチャンネルの音ができるだけ混ざり合わないことが重要となる。ATDA100では、高級オーディオ機器同様に、左右独立回路で設計することでチャンネルセパレーション特性を向上。音の解像度が高くはっきり聴こえることで歌いやすさもアップする。また、リアリティスイッチを搭載し音量の固定/可変を切り替えできる。これによりナイト店などでは、空間の広さや形状、スピーカーの位置に合わせて細やかに音響を調整できる。逆に、カラオケボックスなどでさらなる高音質を追求したい場合には、音量を固定にすることにより、オーディオ信号に影響を与えるボリューム回路をバイパスすることができ、よりクリアな音を再現することが可能だ。
また、店舗にとって重要なのが耐久性だ。アンプでは発熱によるエラーや放熱ファンから入る埃が故障の原因となる可能性がある。AT- DA100では、低消費電力で発熱量が少ないデンマークのB & O社I C E p o w e rをモジュールのパワー段に採用。熱効率性に優れ、放熱ファン不要の省エネ設計を実現し、故障リスクを低減した。
大手チェーン「カラオケ館」で導入
音質と故障しない安定性で高評価
㈱B & Vが展開する「カラオケ館」では、2017年12月頃から一部店舗において「AT-DA100」の導入を開始した。
カラオケ館は音に強いこだわりをもつことで知られるが、導入にあたっては、音の高品質さ、耐久性、コストパフォーマンスなどが検討された。昨今のカラオケの新機種はハイレゾ音源など音質が大きく向上しており、その音質を活かすためにも高品質なアンプの導入は高い効果が期待できる。設置してからの音質調整もしやすかったという。
また、機器の耐久性についても重要なポイントとなる。カラオケ店舗の場合、故障はルームの営業を止めることに繋がる。マイクなどはその場ですぐに予備に差し替えることもできるが、アンプは、予備を用意していたとしても、設置や調整には時間がかかり、専門のスキルも必要だ。利用客は部屋の移動を余儀なくされることになるため、マイク以上に安定性が求められるのだ。もちろん耐久性は実際に導入して時間が経過しなければ判断できないものだが、これまで設置してきたオーディオテクニカのさまざまな機器での長年の実績があれば信頼に繋がるだろう。実際にカラオケ館では、導入以来大きな故障がほぼなく、現在も問題なく稼働しており、耐久性の良さを実感しているという。さらに、高い品質を備えながら、コストも抑えられている点も選ばれた理由だろう。
オーディオテクニカでは、音質の良さは最大限追求するのはもちろんのこと、カラオケボックス、ナイト店での業務用の設置を考慮した高い耐久性と使いやすさ、コストパフォーマンスを高いレベルで備えた商品を提供、マーケットをサポートしていく。

音にこだわるカラオケ館にも導入
【問合せ】
■㈱オーディオテクニカ プロオーディオ営業部アミューゼム課
https://www.audio-technica.co.jp/business/support/amz/
tel. 03-6801-2030
▶︎高級オーディオ同様の設計でクリアな音質
熱効率性に優れ営業を止めない高耐久も実現
――㈱オーディオテクニカ
▶︎ワイヤレス・コードレスマイク用のレシーバー新発売最新スタジオでのレビューを音づくりにフィードバック──㈱オーディオテクニカ
▶︎最大8人で歌える「AT-CLM9000シリーズ」で
ゴールド・シルバー2色を4月から発売
──㈱オーディオテクニカ
▶︎多彩なエンターテインメントの提供により新たなレジャーシーンの創出を実現
──㈱エクシング
▶︎高音質のコンデンサーマイクでカラオケ空間を差別化
「音質向上」「耐久性向上」「互換性」を重視してリニューアル
──㈱オーディオテクニカ
▶︎「ジャンカラ」ブランドの最新エンタメカラオケが
鹿児島・天文館通りに52室でオープン
──ジャンカラ 天文館通 わっぜ駅前店
▶︎カラオケ空間の差別化・集客アップに直結 リニューアルによりさらなる高音質を実現
──AT-CLM9010PRO/ATW-T63aPRO
▶︎「セルフカラオケ」システムの構築でさらなるマーケットの活性化を目指す
▶︎多彩なレジャーの選択肢のひとつとしてボックス型カラオケを2台導入
――ショッピングセンター パルナ
▶︎大型レジャー・商業施設に憩いの場としてボックス型カラオケ導入
――大洗 SEASIDE STATION
▶︎繁華街からやや外れた立地の新築ホテル カラオケ付帯パーティルームに予約殺到
――Hotel Sanrriott北浜(大阪市中央区)
▶︎関東鉄道が国内初の試みとして2駅にボックス型カラオケ設置
――関東鉄道㈱(常総線・下妻駅、下館駅)