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KARAOKE NEW TREND


2022年12月14日

「セルフカラオケ」システムの構築で
さらなるマーケットの活性化を目指す

――カラオケCLUB DAM 大森駅前店

 ㈱第一興商は、カラオケマーケットの活性化に向けたF C事業として「カラオケCLUB DAM」ブランドを全国展開しており、その最新店舗として、今年8月5日、「カラオケCLUB DAM 大森駅前店」を32室の規模でオープンした。
 
「当社が展開するFC事業『カラオケCLUB DAM』は、『カラオケビッグエコー』の運営ノウハウをもとに姉妹店として、主に地方マーケットや都心の小規模マーケットの活性化として、地元企業の方々にご活用いただき、地域密着の運営をサポートさせていただくことで、安定した実績を維持してきました。今回の出店に当たっては、『セルフカラオケ』という新たなビジネスモデルの構築を目指し、あえて直営で出店したものです」(㈱第一興商 神奈川地区課長 照井佳典氏)。
 
 具体的には、自動のチェックイン・チェックアウトシステムを採用し、飲食提供は行なわず、飲食の持込みを自由とし、ソフトドリンクバーは無料で提供している。
 
 利用客は入店時にフロントの自動受付機に人数と希望の利用時間を打ち込み出力した伝票をフロントスタッフに手渡してカラオケルームに入室。カラオケ終了後はフロント前の自動精算機で支払って退出するというもの。フードは持込み、またはデリバリーなどで対応し、ソフトドリンクは無料のドリンクバーを活用でき、飲食提供などでスタッフが入室することがないため、完全個室のプライベートなカラオケ空間として楽しむことができる。
 
 一方、施設側も、飲食の調理を行なわないため基本業務はフロント接客と清掃だけとなり、大幅な省力化を実現している。