[マイク]
■CASE STUDY:カラオケONE成増店
ゴールド・シルバーの高級感と高音質を売りに
プレミアムルームとしての運用でリピート率アップ
──㈱オーディオテクニカ
プレミアムマイクルームとして運用し
高音質を積極的に訴求
カラオケの楽しみ方が多様化するなか、カラオケ機器の音響は進化し、高音質ルームなどを設置するカラオケオペレータも増えている。また、精密化したカラオケの採点機能を楽しむにあたって、マイクの音質にこだわる利用客も少なくない。カラオケの最大の集客力は“歌いやすさ”。“高音質” はカラオケ事業者と利用客の双方におけるキーワードで差別化の要素となる。「カラオケONE 成増店」では、㈱オーディオテクニカ製の高音質マイクを2ルームで導入。「プレミアムマイク」設置ルームとして高音質と歌いやすさで訴求し、リピート率の大幅アップに繋げている。
同店は、東武東上線成増駅・地下鉄成増駅に近く、大型商業施設にも隣接した好立地で14ルームのカラオケボックス。運営の㈱第一ソフトはディーラーとして展開しながらカラオケONEブランドを首都圏で展開する。客層は、学生からファミリー層、会社員、シニア層までほぼ全年齢層に渡り、集客も好調に推移している。常連も多く、既存の利用者の満足度向上と、新規顧客のリピート化に繋げるべく高音質マイクを活用している。
導入したのは、4月に発売された「A TCL M9000T G X Ⅱ」(ゴールド)、「A TCLM9000TSX」(シルバー)で、⾼⾳質ダイナミックマイクユニットを搭載した軽量・コンパクトなショートタイプのモデル。同じ部屋で最⼤8本まで歌唱できるチャンネルを搭載。部屋の⼤きさにあわせ⾚外線出⼒を3段階に切り換えできる省電⼒仕様で、最⼤8時間(ECO時)の連続使⽤を可能とした運営の手間を軽減する高機能マイクだ。
同店では、プレミアムマイクを設置した部屋をコンセプトルームとして運用。従来のマイクを上回る音質の違いを認識してもらうべく、特に新規の利用者への案内の際に勧め、POPやホームページでも訴求するなど積極的な訴求を行なっている。
肝心の音質についての利用者からの評判も上々で、「男性の方から多いのが音域の広さです。演歌を歌われる年配の方などからも低い声やしゃくりなどを拾ってくれるところが全然違うといった声が多いです。また、これは歌いやすさによるものかもしれませんが、ある年配の常連さんからは、もともとすごくお上手な方なのですが、採点で練習しても90数点だったものが、95点が出るようになったとおっしゃって喜んでいたケースもあります。」(同社・店舗運営部長 西川剛史氏)。
マイクによるルーム指定が増えるなど
リピーター獲得に貢献
では、リピート率向上にはどれだけ貢献しているのだろうか。導入してから半年以上が過ぎたなか、リピート獲得率が明らかに上がっているという。「従来無かったルームのご指定の予約が非常に増えています。これまでは、カラオケ機種の指定以外では、ドリンクバーや喫煙所が近い部屋というところだったのですが、プレミアムマイクの入った4番・5番でというお客様が非常に増えたなと。3組に1組位の感じで良くリピートして頂いている感じです。」と西川氏は語る。
最近では、新たにPOPを作成するなど「マイマイク」としての販売促進も開始している。実際に歌って通常のマイクとの違いを実感した利用者に、マイマイクとして持ち込みしてもらえれば、4・5番が空いていなくても他の部屋でも使えるように設定できる旨を案内し、購入にも興味を持たれている。「今のカラオケボックスには持ち込みができるというイメージが無いと思うのですが、いずれボウリングやダーツ等のように、お気に入りの良いマイクで気持ちよく歌うという文化が拡がる可能性はあると思います。弊社はディーラーであり音響には強いので、持ち込みマイクで歌いやすいように細やかに設定することもできます。もっと武器として活用していければと思っています」(西川氏)。
【問合せ】
■㈱オーディオテクニカ プロオーディオ営業部アミューゼム課
https://www.audio-technica.co.jp/business/support/amz/
tel. 03-6801-2030
▶︎最大8人で歌える「AT-CLM9000シリーズ」で
ゴールド・シルバー2色を4月から発売
──㈱オーディオテクニカ
▶︎多彩なエンターテインメントの提供により新たなレジャーシーンの創出を実現
──㈱エクシング
▶︎高音質のコンデンサーマイクでカラオケ空間を差別化
「音質向上」「耐久性向上」「互換性」を重視してリニューアル
──㈱オーディオテクニカ
▶︎「ジャンカラ」ブランドの最新エンタメカラオケが
鹿児島・天文館通りに52室でオープン
──ジャンカラ 天文館通 わっぜ駅前店
▶︎カラオケ空間の差別化・集客アップに直結 リニューアルによりさらなる高音質を実現
──AT-CLM9010PRO/ATW-T63aPRO
▶︎「セルフカラオケ」システムの構築でさらなるマーケットの活性化を目指す
▶︎多彩なレジャーの選択肢のひとつとしてボックス型カラオケを2台導入
――ショッピングセンター パルナ
▶︎大型レジャー・商業施設に憩いの場としてボックス型カラオケ導入
――大洗 SEASIDE STATION
▶︎繁華街からやや外れた立地の新築ホテル カラオケ付帯パーティルームに予約殺到
――Hotel Sanrriott北浜(大阪市中央区)
▶︎関東鉄道が国内初の試みとして2駅にボックス型カラオケ設置
――関東鉄道㈱(常総線・下妻駅、下館駅)