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利用客の滞留時間アップに寄与する
時間消費アイテムとして積極的に活用
──㈱アスモ(アミューズメントファクトリー アクス)

「アミューズメントファクトリー アクス」2階のプリントシールコーナーの一角に2台を設置。若者グループや外国人観光客など幅広い利用が見られる


繁華街のアミューズメントスペースで
COCOKARA2台を戦略的に導入

 ㈱アクスは、1973年の創業以来、大阪、神戸の繁華街立地を中心にアミューズメントスペース事業を展開。近年は郊外立地のショッピングセンターへと、出店エリアを拡大している。
 
 同社は今年7月、大阪・なんばで経営する「アミューズメントファクトリー アクス」に2台、「難波ヒルズ」に1台、「COCOKARA」の導入を行なった。
 
 「第一興商さんからご案内をいただいたのがきっかけです。それまでもカラオケが歌えるアミューズメント機器はありましたが、店舗スタッフにリサーチしたところ、最新機種で本格的なカラオケが楽しめると高評価でした。現在、主力アイテムであるクレーンマシンは、収益性は高いものの、お客さまの滞留時間は短い傾向にあるため、店舗の時間消費アイテムとして有効と考えました。また、多言語対応なので、外国のお客さまにも訴求できます」(廣兼氏)。
 
 アミューズメントファクトリー アクスでは、2階のプリントシールコーナーの一角に2台を設置。プリクラは、1020代の女性のグループ利用が主体となるが、彼女たちへの訴求で利用促進を図る戦略であり、第一興商も宣伝用のノボリを用意するなどサポートしている。
 
 導入後の実績であるが、1020代の若者客を中心に利用率は徐々にふえている。外国人客の利用もみられ、日本人客に比べて利用時間が長く盛り上がる傾向にあるという。

大阪・なんばの繁華街立地に位置する「アミューズメントファクトリーアクス」。時間消費アイテムとしてCOCOKARAを積極的に活用