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Kアリーナ横浜

みなとみらい地区に2 万人収容の音楽専用アリーナとしてオープン


2万人を収容する世界最大級の
音楽特化型アリーナが横浜に誕生

 横浜市のみなとみらい21地区に、約2万人を収容する音楽に特化したアリーナとして世界最大級となる「Kアリーナ横浜」が、929日に開業した。不動産事業の㈱ケン・コーポレーションと㈱Kアリーナ・マネジメントが、地上2 6 階建て、全3 3 9 室の「ヒルトン横浜」、地上23階建てのオフィス棟「K タワー横浜」で構成される複合エンターテインメント施設として開発した。
 
 K アリーナは延床面積約53853㎡、地上9階建て。座席数は20033席(スタンディングの場合は約22000人収容)。構造は1階のアリーナに加え、スタンド席をロアースタンド、ミドルスタンド、アッパースタンドの3層とする。ステージに向かってスタンドの全席を扇状に配置するのが特徴で、どの席からもステージが正面に見える工夫を施した。
 
 音楽に特化したアリーナとして音響設備にもこだわりをみせる。フランスのメーカー・L-Acousticsのハイスペックのスピーカーシステムを採用、アリーナ全体で約200か所に設置することで、大規模な空間ながら席による音質のばらつきや時間差などがなく、質の高い音が聴ける空間を目指した。また映像設備では、ステージ上のライブシーンを映し出すサービスビジョン(幅約35m×高さ約2m 4面などを設置する。
 
 一方で、来場者への快適性や利便性の向上にも注力。公演の前後に利用できる飲食施設として、横浜の夜景も楽しめるバーラウンジ「Arena Bar7」(7階、120席)、ゆとりある飲食ラウンジ「Lounge5」(5階、408席)を併設。さらにミドルスタンドとアッパースタンドの間にラグジュアリーな専用ラウンジとロビーをもつV I Pエリアをイベント主催者および法人会員向けに用意している。
 
 このアリーナを中心にして周辺エリアを「ミュージックテラス」として、飲食・物販などを中心に複合開発がなされ、アリーナで開催されるイベントと連動したにぎわいづくりの場となる。

スタンド席はステージから扇状に広がるように配置

電動3輪ホビーバイクを操作してレース感覚でドリフトやスピンを楽しめる

© Kアリーナマネジメント