2023年11月18日、神奈川県海老名市の首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の海老名IC横に複合施設「WEINS PARK 海老名（ウエインズパークえびな）」がオープンした。運営するのは、トヨタ自動車正規ディーラーのウエインズトヨタ神奈川㈱。
 
　同施設は、新車販売の①「ウエインズパーク海老名店」、U-Car販売の②「ウエインズパークU-BASE海老名」、キャンプやバーベキューなどが楽しめる③「ウエインズパークU-BASE CAMP」の3施設を中心に構成。敷地面積1万7,400㎡にさまざまなコンテンツを用意することで、来店動機の選択肢を増やす狙いだ。
 
　「ウエインズパーク海老名店」は、県内でも最大規模の新車販売店舗で展開（展示内4台、展示外10台）。ゆったりとしたレイアウトを施した店内には、コーヒーなどの販売を行なうカフェ「WEINS PARK COFFEE」やウエインズグループの㈱横浜ビー・コルセアーズが運営するプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」のオフィシャルグッズ販売などをする応援拠点「B-COR SHOP」も展開。そのほか、㈱有隣堂、㈱ボーネルンドと協力した「キッズスペース」も用意した。また施設横の屋外には、「3×3バスケットボールコート」も整備、1時間3,000円で貸し出す。さらにコート横の空きスペースでは、㈱トムス協力のもとEVキッズカート体験のイベントを不定期開催する予定だ。
 
　次に「ウエインズパークU-BASE海老名」では、U-Car販売（常時80台を展示・販売）とあわせ「Orange」のアウトドア用品、「相模屋」のフィッシングギア、「Toy-Factory」のキャンピングカー販売も行なう。また自動車サービス工場も付帯している（11ストール）。
 
　すでに2施設で多様なコンテンツを揃えているが、特筆するのが「ウエインズパークU-BASE CAMP」だ。ここではキャンプサイト、BBQサイト、温浴施設を配しており、宿泊環境を整えている。キャンプサイトでは、フリーサイト10サイト、RVサイト5サイト、コテージ3棟を用意。キャンプサイトに隣接してBBQサイトがあり、8サイト設けた。キャンプは5,500円～（フリーサイト）で利用でき、BBQサイトを活用した食事付き、飲み放題のコースも用意する。温浴施設はサウナ付きで、キャンプ、BBQ利用者の併用はもちろん、温浴のみの利用もできる。キャンプ初心者がストレスなく手軽に楽しめるよう配慮している。
 
　そのほか、焼肉レストラン「焼肉 ほりにし」、カフェ「U-BASE COFFEE」、「ドッグラン」も完備。カフェでは一部でペット同伴も可能。ペット用メニューも販売する。
 
　多様なコンテンツを用意し、「クルマ+コト体験+遊び」が楽しめる、同社の新たな挑戦となる同施設。年間来場者数は12万人、販売台数は140台（新車80台、U-Car60台）を掲げている。