2021年11月17日、エンターテインメントを追求した商業施設「セブンパーク天美」がオープンした。セブンパークは㈱セブン＆アイ･ホールディングスが展開する大型商業施設で柏店（千葉県）に次ぐ2店舗目となり、セブンパーク天美には約200店舗が出店する。
 
　セブンパーク天美のコンセプトは、商業とエンターテインメントの融合を目指し、「普段の暮らしに･感動･興奮･驚きを」を掲げる。その象徴といえるのが「AMAMI STADIUM」だ。メインホール1階から3階の高さがある約520インチの超大型LEDビジョンを設置し、ライブハウス並みの映像･音響･照明設備を備える。また、階段を利用したステージも付帯しており、LEDビジョンを利用したさまざまなイベントを行なうことが可能だ。このほか館内には約80台のデジタルサイネージも設置され、「AMAMI STADIUM」と連動した映像コンテンツを流すことで館内全体の賑わい感を演出する。さらに、LEDビジョン、デジタルサイネージを活用し、テナントや企業の広告メディアとして積極的に情報発信を行なっていくという。
 
　エンタメ関連のテナントとして注目されるのが㈱バンダイナムコアミューズメントの「VS PARK セブンパーク天美店」だ。VS PARK最多の34種類のアクティビティが楽しめ、ギネスワールドレコーズが認定するギネス世界記録挑戦コーナー「VS ギネス世界記録」のほか、「キリキリマイ」「ハッスルダービー」など7つの新アトラクションが導入されている。また、ゲームアミューズメントでは「namcoセブンパーク天美店」が出店しており、クレーンゲームやアーケードゲームなどバラエティに富んだ機種を取り揃えている。
 
　運営面で注力しているのが地元松原市との連携だ。11月13日に松原市と「地域活性化包括連携協定」を締結し、同市の活力ある地域社会形成･発展、市民サービスの向上のため、さまざざまな取込みを行なっている。具体的には、「第12回まつばらマルシェ2021」（11月13日〜12月19日）の一環として、11月13日、14日にセブンパーク天美内外の催事場でパフォーマンスイベント「セブンパーク天美 de マルシェ」、地元野菜を販売する「安心野菜 de マルシェ」を開催。生活に密着したイベントも合わせて企画･開催し、地域に根ざした商業施設として運営を図っていく。