THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA
なんばパークス
体験プログラムへの参加者は、相撲スーツに着替えて土俵に上がる。対戦したい力士を指名して取組みを行ない、終了後、記念写真を撮影する
インバウンドをターゲットに
相撲エンターテインメントがオープン
去る5月30日、なんばパークス8階ににオープンした体験型相撲ショーホール「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA」が外国人観光客の人気を集めている。経営にあたるのは、東京、横浜、大阪でライブレストラン「ビルボードライブ」を展開する㈱阪神コンテンツリンク。同社が実施した外国人観光客へのアンケート調査で、日本の国技である相撲への関心が非常に高いことがわかり、今回の開設となった。元力士によるパフォーマスを中心とする相撲レストランショーを開設することで日本文化への理解を深めてもらい、同時に大阪のナイトエンターテインメントの活性化を図るのが狙いだ。
公演は1日2回、開演時間は18時と21時、上方落語家の桂紋四郎や桂福龍らのMCにより英語で進行する。約1時間30分間のプログラムは、①オープニングアクト(力士によるパフォーマンス)、②イントロダクション(相撲の歴史、決まり手、禁じ手などのルールをパフォーマンスと英語で解説)、③相撲トーナメント(力士による本取組)、④体験プログラム・記念撮影(相撲スーツを着て力士に挑戦。力士と記念撮影)で構成される。なかでも注目なのが相撲体験。参加希望者のなかからくじ引きで選ばれた人は着替えて土俵に上がり、対戦したい力士を指名して取組みを行なう。そして対戦後、力士と記念撮影となる。外国人観光客にとっては力士と対戦できるまたとないチャンスとあって、人気となっている。
観覧席は、土俵正面、左右に185席が設けられ、大相撲さながら幕の内弁当を食べながらの鑑賞となる。料金は最前列のS席1万6,000円、最後列のB席9,500円。グループ向けソファー席のBL席が5万円となっている(全席、幕の内弁当、1ドリンク付き)。チケット購入は事前予約が基本で、旅行代理店や専用サイトからの申込みとなる。なお相撲ショーのない時間帯については、貸切り公演やスペース貸しも行なう。
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