ME TOKYO IKEBUKURO
日本最大級となる106台のミニクレーンゲームが並ぶ1階フロア。オリジナルデザインのラッピングでポップな統一感が図られている
イマーシブルーム、ストリーミングスタジオ、ビューティラウンジ
併設の新業態エンタメ施設が池袋にオープン
サブカルの聖地として全国的な人気を集める池袋に8月8日、アミューズメント施設「ME TOKYO IKEBUKURO」がオープンした。「ME」は施設のブランドコンセプト「MOVE EMOTION-感情解放区-」の略で、「誰もが感情を解放し、ワクワクできる、日本から世界に向けたアミューズメント施設を目指す」としている。運営を手がけるのは㈱マルハンの東日本カンパニーで、2022年12月に東京・新宿に「ME TOKYO SHINJUKU」をオープンさせており、ME TOKYOブランドとしてはこれが2店舗めとなる。
JR池袋駅東口から徒歩5分ほどの繁華街立地で、4階建てビルを全フロアを占有する。1階から3階には合計221台ものクレーンゲームを設置。なかでも1階は国内最大級となる106台のミニクレーンゲームが並び、ME TOKYOオリジナルのラッピングデザインがフロア全体をポップに彩る。また2階は雑貨やお菓子など、3階はぬいぐるみやフィギュアなどを扱ったクレーンゲームを揃え、幅広いターゲット層にアピールする。
そして4階フロアは「EMOTION LOUNGE」と名付けられ、ブランドコンセプトをより直接的に訴求するさまざまな有料コンテンツが用意されている。なかでも注目を集めるのが、日本初上陸となる「イマーシブ5D LED ROOM」。3方の壁と床、天井の計5面にLEDディスプレイを設置した空間に映像を投影することでユニークな没入感が体感でき、動画などの撮影にも対応する。そのほか、動画撮影、編集、配信が行なえるプライベートスペース「ストリーミングスタジオ」、最新の美容家電や多彩なメイクアップグッズを自由に使用できる「Beauty LOUNGE」、人気ブランドの衣装を揃えた本格的な「コスプレコーナー」などを設けている。
全館で高速Wi-Fiが利用できることから「店内で自由に動画配信が可能」と謳い、趣向を凝らしたユニークな装飾や意匠が利用客のクリエイティビティや遊び心を刺激する。ポップカルチャーの発信地として近年、注目を集める池袋の立地特性を活かし、女性層を中心にZ世代のクリエーターやサブカルファン層に強力に訴求し、文字通り“感情を解き放つ”ようなアミューズメント空間の創出を図る。
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