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神戸ポートタワー

1963年に開業し、神戸のランドマークとして親しまれてきた「神戸ポートタワー」


屋上デッキ新設、飲食・エンタメ強化で
年間60万人の集客目指す

 「神戸ポートタワー」が4月26日、リニューアルオープンした。耐震補強工事などにより2021年9月から休業していたが、「地域で愛され、世界に認知される神戸のランドマーク」をテーマに、大幅な改修が行なわれた。
 新しくなった同施設は、入館料が無料の低層フロア(低層1階から4階)と有料エリアの展望フロア(展望1階から5階)・展望デッキで構成されている。低層2階ではアパレルや雑貨など地場産品を扱う「ICORI(熾 イコリ)」や「ビームス ジャパン 神戸」などが営業。低層3階・4階ではカフェ・レストラン&バー「PORT TERRACE」が洋食とスイーツを提供する。
 
 リニューアルによる最大の見所となるのが、展望フロア最上部に新設された高さ100mの屋上デッキだ。開放感あるガラス張りの円形の回廊からは神戸港や淡路島、六甲山系が一望でき、人気を集めている。このほか展望フロアにはアート作品を展示する「Gallery360」(展望フロア1階)、約30分で1周する回転式のカフェ&バー「Ready go round」(同3階)、インタラクティブなアート作品などが楽しめる「Brilliance Museum」(同4階)、記念撮影向けのフォトセットを配置した「Smile Park」(同5階)など、多彩な施設構成が特徴だ。なお、年間入込みは、45万人から60万人を目標にかかげている。

低層フロア3階・4階で営業する「PORT TERRACE」(3階26席、4階44席)。神戸港の眺望が楽しめる4階テラス席が人気

前菜10種盛合わせ、スープ、メイン料理、デザート、カフェ・紅茶が楽しめる「神戸ポートタワー プリフィックコース」(4,400円)

新設された屋上デッキ。高さ約2mのガラスで囲まれ、神戸の街並みを360度見渡すことができる