ムラサキパーク
ららぽーとEXPOCITY
ゲストは演者の至近距離で演劇鑑賞
従来にない没入体験が魅力
㈱ムラサキスポーツは、大型商業施設「EXPOCITY」内に、国内最大級のスケートパークとムラサキスポーツの大型店舗を併設する複合施設「ムラサキパーク ららぽーとEXPOCITY」を4月6日オープンした。 アクションスポーツの魅力や楽しさを広めていくべく、「体験・遊ぶ・学ぶ・楽しむ・繋がる」をコンセプトに国内3店舗の展開となる。本格的なスケートボードのパークと合わせて、多目的なフラットエリアやKIDSアスレチックを設置、子どもから大人まで楽しめる施設となった。
1階の「メインスケートパークエリア」は、冷暖房完備の全天候型で、面積440坪の大型コンクリートスケートパーク。東京オリンピック2020 スケートボード日本代表監督 西川隆がパークデザインを担当。競技会場としてもクオリティの高い本格的なパークだ。セクションのコンセプトは街をイメージしたストリート系パークでありながら、ハンドレールやステアだけでなく、クオーターパイプ用のRセクションも多く加え、初級者からエキスパートまで角度からのエントリーを可能とする。
一方、2階には、中央部に「多目的フラットエリア」を設置。初心者や子どもでも安心して練習できるスペースを設けた。スケートボード以外の利用としても、多目的スペースとして、ダンスや音楽ライブなどさまざまなイベントを行なっていく予定で、にぎわいの創出を目指す。
隣接するスペースには、高さ57cmと90cmの「ミニランプ」(ハーフパイプ)、高さ95cmのすり鉢状の「ミニボール」を設置、初心者から上級者まで練習できるセクションを用意した。また、サーフィンの陸上トレーニングにもなるサーフスケートボード専用のランドスケートバンク「EXPOバンク」も初めて導入された。
奥手には、ムラサキパークでは初となる「KIDSアスレチック&トランポリンエリア」を配した。SC隣接という家族が多く来店する立地で、スケートボードをまだやっていない子ども含めた未就学児から小学生も対象とし、2層式の立体アスレチック遊具と4基のトランポリン遊具を設置した。
アスレチック遊具内には、存分に身体を動かして楽しめるカラフルで多彩なパーツが多数組み込まれた。遊具を担当したのは子どもの遊戯施設での実績と経験もある阪和興業㈱だ。遊具とスポーツと違う業界が取り組んだユニークなコラボレーションとなった。特徴的なのは、一般的な遊具というだけではなく、「遊びから学ぶ!」をコンセプトに、アスレチック内の各パーツには、吊り橋やバランスボールの半球などのようなアクションスポーツに必要なバランスアイテムをムラサキスポーツがチョイスし、阪和興業がそのアイテムを安全面も配慮しレイアウトしていった点だ。遊びながら、体感を鍛え、バランス感覚を養うことができる仕掛けで、スケートボードなどアクションスポーツに必要な要素を取り込んでいる。また、塗り絵や宿題ができるキッズテーブルのスペースも設けるなど、ファミリー客の取り込みを図っていく。
1階には、200坪を誇るムラサキスポーツの店舗を展開。スケートボード、BMXのほか、スノーボード、サーフィンは西日本最大在庫のショップとなり、関連アパレル、シューズもフルラインナップを揃える。一角には「クリスピークリームドーナツ」も出店。テイクアウトしてパーク内で飲食しながら、ライディングを観戦したり、子どもが遊ぶのを見守ることもできる。
開業に伴い、ムラサキスポーツは三井不動産㈱と本スケートパークの協賛パートナー契約を締結。相互に連携を強化することで、スケートボードをはじめとしたアクションスポーツの発展を目指していく。
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